P検インストラクター試験
P検インストラクター試験とは、教授能力や受講者に接する態度、教材作成スキルやインストラクション能力にいたるまで、企業や学校で教育をおこなう際に必要なスキルを幅広く測定する検定試験です。
単に教室で用意された資料や教材を使って講義を行うだけではなく、教育の過程をシステム的に捕らえることができ、かつ自らも情報技術を教育の過程に組み込んでいける能力を有しているかなどを、総合的に測定できる試験です。
■ 定義
インストラクション業務での役割が遂行できる
■ 基本的な役割と求められるスキル
・必要に応じて、補助教材を作成する
・受講者特性を把握し、効果的なインストラクションを行う
・受講者の質問に対して効果的なフィードバックを行う
・教育実施後の報告をまとめ次回にフィードバックする
■ 受験資格および前提スキル
・受験資格 :P検3級以上の合格者
・前提スキル:PowerPointで資料作成ができること
試験概要
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試験方法 |
検定時間 |
検定料
(税込)
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受験資格 |
試験1 |
・多岐選択式テスト(CBT※1方式) |
30分 |
28,000円 |
P検3級合格者 |
試験2 |
・プレゼンテーション資料作成
(PowerPointでの資料作成)※2 |
資料作成 40分 |
試験3※3 |
・パソコン操作に関する模擬講習 (インストラクション実技) |
講習カリキュラム構成 20分 |
模擬講習 10分、質疑応答 3分 |
- ■試験1[多岐選択式問題]
- 試験1では、インストラクション業務に関する知識を試験します。
CBT方式による多岐選択式テストです。
- ■試験2[プレゼンテーション資料作成]
- 試験2では、資料の作成能力を試験します。
与えられた課題文書をもとに、PowerPointを使用してプレゼンテーション資料を作成していただきます。
- ■試験3[パソコン操作に関する模擬講習]
- 試験3では、パソコン操作に関するインストラクション能力を試験します。
プロジェクタで投影されたパソコン画面を使用して模擬講習を行っていただきます。
用意された課題の中から抽選によって模擬講習実施箇所を決定後、受講者には課題部分のテキストとデータが与えられます。これらを使って20分以内に準備をし、一人ずつ10分間の模擬講習を行った後、3分程度の質疑応答を行っていただきます。
アプリケーションのバージョンは、Office
XP環境で行っていただきますが、バージョンが違っても操作がほとんど変わらない部分について出題されます。
採点は、インストラクション能力について行われ、アプリケーションの利用能力についての評価は行いません。
発表する内容のアプリケーションの操作について理解できない場合には、試験官に質問することもできます。
※1:CBT=Computer Based Testing
の略。パソコンを使用した試験実施形式。
※2:成果物作成での環境は、OS=WindowsXP、アプリケーション=PowerPoint2003となります。その旨ご了承ください。
※3:ITサポータ有資格者は免除可。
受講料 |
28,000円(税込価格) |
開始時間 |
10:00〜 |
日程 |
5月24日(土) |
当日持参品 |
- 筆記用具
- 写真入りの身分証明書(免許証、保険証、学生証など)
(写真入りの身分証明書をお持ちでない方は、健康保険証など本人確認ができるもの)
- P検3級以上の合格証に記載されているID番号(10桁)の控え
- 試験3の免除希望者は、ITサポータ認定試験の合格認定証(コピー可)
※試験当日、合格認定証の提示がない場合、試験3の免除はできませんのでご注意ください。
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お申込み |
- お申し込みは各日程の3営業日(土・日・祝日を除く)前です。
- 試験当日、受験できない場合には必ずお電話で欠席の旨、連絡お願いします。
(TEL:022-222-6696)
- 受験料は試験当日にお払い頂きますようお願い致します。必ずご持参下さい。
- P検3級以上の合格が条件となります。
- P検インストラクター試験についてもっと詳しく知りたい方はP検-パソコン検定試験ホームページをご覧ください。
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